車の警告等が点いた!

休憩しましょう

皆様おはようございます。平岡石油店整備担当、一級整備士の岩本(いわもと)です。今日は先日お話しした、先進安全装置に関連するお話を一つさせていただきます。みなさんがお車を運転するときにいつも見ている運転席から見えるメーターにある、ちょっと変わった「警告灯」に関するお話です。

 

トップの画像の警告灯はマツダ車に搭載されている、ドライバー・アテンション・アラート (DAA)の異常を示す 警告表示です。ドライバーの疲労増加や注意力低下を検知し、ドライバーへ休憩を促すドライバー・アテンション・アラート (以下DAAのシステムに異常があると点灯します。DAAは、時速60km以上で走行しているときに、フォワードセンシングカメラや各種車両情報からドライバーの疲労増加や注意力低下を推定するシステム。疲労増加、注意力低下を検知すると、インフォメーションディスプレイやチャイムによってドライバーに知らせてくれます。このDAAにトラブルが生じていると写真のような警告灯が点灯。点灯した場合は、整備工場で点検を受けましょう!

 

亀

   これは、地面に亀がいますよ、というマークではなく、出力制限表示灯です。ハイブリッド車に搭載された警告灯です。パワーダウン警告灯と呼ばれる場合もあります。動力用バッテリーの残量が減っていたり、システムの温度が低すぎる、高すぎるなどの際に点灯します。この警告灯が点灯中は、走行用・発電用モーターの出力が制限され、アクセルペダルを踏んでも速度が上がりにくくなっています。充電などでメインバッテリーの状態が正常に戻れば消灯され、車速も上げられるようになります。消灯しない場合は故障のおそれがあるので、整備工場などで点検・修理を受けましょう。

 

 

 

 

 

 

マスターウォーニング警告灯
クルマに緊急性の高い異常が発生していることを知らせる警告灯で、各システムで異常が発生すると点灯・点滅。同時にブザーが鳴る車種もあります。走行中に点灯した場合は、安全かつ速やかにクルマを停車して救援を要請しましょう。センターディスプレイが装備されているクルマでは、マスターウォーニング点灯の理由が表示されることもありますので、慌てず理由をよく読みましょう。マスター警告灯、中央警告灯、など、メーカーにより呼び名が異なります。

 




 

以上、ちょっと変わった警告灯の一部の紹介をさせていただきました。普段は点灯しないこれらの警告灯ですが、とても大事なものです。お車のコンディションに異常があったときに、いち早くそれをドライバーに伝えてくれる、大事な車からのメッセージです。点灯した場合は、少しでも早く点検・整備を行いましょう。放置するとお車に大きなダメージが残ってしまう場合があります。早期発見、早期治療は人もクルマも同じですね。

 

平岡石油店はサービスステーションという利点を生かし、朝7時から開いていて365日の対応を行っています。土日の休みもありません。いつ現れるかわからない「もし!」に出会ってしまったら、ぜひ平岡石油店にお声掛けください。私たちがその警告灯の意味と、対処方法を、お客様に分かりやすくお伝えさせていただきます。いつでも遠慮なくお声掛けください!