ご存じですか?ピンチの時に押すクルマの緊急ボタン

皆様おはようございます。平岡石油店整備担当、一級整備士の岩本(いわもと)です。

最近特に注目され始めたコネクテッド・カー」という車があります。これは、常時インターネットへの接続をしている車のことで、ICT端末としての機能を有する自動車のことを指します。クルマがインターネットに文字通り、いや文字通り以上につながることでの様々な恩恵を受けることが可能になります。

 

もちろん、スマホやパソコン、車両メーカーともつながることができることで、今後も様々なサービスが開発され、私たちが想像もしなかった「アッと驚く機能」が車に実装されるかもしれませんね(実際テスラではプログラムのアップデートや機能の追加などをネットワークを経由して行っています)。

 

「ヘルプネット」

「SOSコール」

 

その恩恵の一部として最近取り上げられることが多いのが「ヘルプネット」や「SOSコール」と呼ばれる装備。簡単に言うと、事故に遭遇したとき、警察や救急車、消防車の出動要請をアシストしてくれるものです。運転席からもすぐに手が届く天井付近(一部の車種はカーナビ内)に「SOSボタン」が組み込まれていて、それを押すと通信センターへ接続されて専門のオペレーターと通信を開始。クルマに組み込まれたマイクとスピーカーを通じてオペレーターが会話で状況を確認しつつ、必要に応じて警察や消防への連絡を代行します。

 

「自分で電話すればいいじゃない!」と思われるかもしれませんが、この機能の凄いところは

 

①エアバッグ展開時に自動接続

 

②オペレーターの声掛けに返事がない場合、自動通報。

 

③事故発生時に事故の位置情報、車両データをセンターへ自動通報して解析。

 

④解析の結果、重症である確率が高い場合はドクターヘリの出動を要請してくれます。

 

という感じです。事故の時に自分がけがもなく冷静に話せるという保証はありません。そんな時、生死を分ける一分一秒を無駄にしないために、一人でも多くの命を救えるように、という想いで設計されているのです。

 

このシステムは現在、トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スバルなどが参画し、最新モデルなどに採用されています。お車の買い替え時にはぜひご検討されてみてはいかがでしょうか?自分と家族の命を守るために、ぜひご検討ください。

 

平岡石油店ではこのコネクテッドカーについても説明させていただいております。もっと詳しく知りたい方はぜひ!スタッフまでお声掛けください。専任スタッフよりご案内させていただきます。平岡石油店は皆様の安心安全なカーライフを応援しております。