一番多い点検は?タイヤ関連
皆様おはようございます。平岡石油店一級整備士の岩本(いわもと)です。今回のお話は、タイヤに関するお話です。私たちがスタンドで最も多く点検する機会が多いのは、実は「タイヤに関すること」なんです。上の写真では、タイヤの溝を専用の機械で測定しています。うーん、2.65mmですね。これは「早めの交換がオススメ」ですな。
その他にも「空気圧チェック」「パンク修理」など、本当にタイヤにまつわる点検・整備が多いです。それもそのはず。タイヤにトラブルがあると、即走れない状況になります。そんな時はいつでも駆け込んでください。
また、タイヤにまつわるお話としては、よくこんなことを聞かれます。
「安~かタイヤなかと?」
確かに、最近は様々なタイヤメーカーが出てきており、値段も様々ですが・・・。それぞれのタイヤには性能差があり、それがお値段に反映しているとお考え下さい。
タイヤの性能には、大まかに以下のような点について個性があります。
・静粛性&乗り心地(ロードノイズなど)
・ドライ性能・ウエット性能(様々な路面での性能)
・直進安定性能
・低燃費性能
などです。これらの特徴づけによりタイヤの性能が変わり、お値段も変わっていくことになります。平岡石油店的には主に株式会社ブリヂストン社や横浜ゴム株式会社(YOKOHAMA)のタイヤをオススメしています。
この2社は日本のメーカーであり、日本の気候を熟知したタイヤを低価格の物からハイパフォーマンスの物まで幅広くラインナップしておりますので、様々なお客様のご利用ニーズにお応えできるメーカーだと考えています。
ただただ安いだけでタイヤを選ぶと、
・うるさくて、
・雨の日に危なく、
・なんだかハンドルを取られるし、
・燃費も落ちた気がする。
と、ストレスが溜まることになってしまう可能性もあります。ただ、安いというのは魅力でもあります。どのメーカーのどのタイヤを選ぶかはお客様次第。下調べを入念に行ってから、チョイスしていただきたいな、と思っています。
ただ、最近何だか流行ってきているらしいのですが「貨物車に(4ナンバー・1ナンバー)に乗用タイヤをつけるのはお勧めしません。車検が通らないことはもちろん、タイヤが変形し、車のパフォーマンスが十分に発揮できない可能性があります。さらに耐荷重指数不足で最悪ボディにダメージが出ることもあります。平岡石油店で依頼されても、お受けすることはできません。
私は、バン用タイヤ、好きですよ。なにより研ぎ澄まされた武骨さがシブイ!と思っています。ぜひ!バン車にはバン用タイヤをご使用ください。
追記
(平岡石油店:保険・ライフサポート部浦田)
私が今よりずっと昔若かりし頃、ホンダシティ(CZ-i)でジムカーナかじってた頃は、ブリヂストンさんには本当にお世話になりました。参加のたびにステッカーやら、Tシャツやら頂いて、とっても嬉しかった思い出があります。それからずっと私はブリヂストン派。いまだにホンダシティ専用サイズのジムカーナタイヤがブリヂストンのラインナップに上がっているのを見ると、ちょっと嬉しくなります。