交通事故死傷者ゼロ社会に向けて、トヨタができる事【第1回】

交通事故による死傷者ゼロ。
この究極の願いを、いつの日か実現するために。

トヨタはこれからも安全運転をサポートする
技術の進化、性能向上に取り組み続けます。

皆さんこんにちは。平岡石油店保険担当の浦田潤一です。

今回より、トヨタ自動車様のサイトを用いて、昨今の自動車の進化、特に安全装置の進化について、数回に分けてご紹介していきたいと思います。

https://toyota.jp/safety/

さて、最近の自動車の進化は目覚ましいものがあります。各メーカーが「交通死亡事故を減らす」という想いの元、様々な努力を重ねています。その結果が以下のグラフに現れていると思います。

これは、内閣府発表の令和2年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況 のグラフです。平成16年までは年々上がり続けていた死傷者数のグラフが一気に下降しているのがわかると思います。令和2年では、おおよそ1/3までに減っていますね。自動車の保有台数はほぼ変わってないのに、これは驚くべき数値だと考えられます。

 

はて?平成16年以降って何が起きたの?

実は、この時期に画期的な装置を搭載した車が初めて世に出てきたのです。

 

先進安全自動車(ASV)時代の幕開け

 

衝突被害軽減ブレーキは、アクティブセーフティ(予防安全)とパッシブセーフティ(衝突安全)の間に位置し、1991年(平成3年)から先進安全自動車(ASV)として研究されてきました。 その技術の結晶が2003年(平成15年)2月にモデルチェンジされたトヨタ・ハリアーに初搭載されたのです!( ただし、ブレーキアシストの早期作動はあったが、自動でブレーキ操作は行われないものだったそうです)。 同年6月に発売されたホンダ・インスパイアで初めて自動でブレーキ操作が行われるようになりました。以降、先進安全装置を搭載した車両が世の中にあっという間に浸透してきたのです。

 

以降、現在においては乗用車はもちろん、軽自動車や軽トラックなどにも幅広く採用されています。(私事ですが、私が先日購入したハイゼット・トラックもご多分に漏れず先進安全装置満載でした:笑)そして、現在は新車における装着率は乗用車(軽自動車を含む)の95.8%に達したとも言われています(令和2年調べ)。

 

安全は一人ひとりの心がけ、という点は今も昔も変わらぬ大切なことですが、こういった技術で更に安心安全なカーライフを送れるようになったことは喜ばしい限りです。今後もどんどん進化していくでしょう。こういた安全装置の紹介を少しずつさせていただければと考えています。