冬場のバッテリー上がり&エンジン始動不良について

バッテリーチェッカー

皆様おはようございます。平岡石油店です。さて、今日は冬場のバッテリー問題についてのお話です。冬場のカートラブルの筆頭と言えば「バッテリー」というほど定番中の定番のトラブルです(定番では困るのですが)。さて、なぜ冬場はバッテリー上がりなどのトラブルが多いのでしょうか?それは、いくつかの要因が考えられます。

ものすごく簡単に言うとバッテリーは内部で化学反応を起こすことで、電気を取り出す仕組みになっています。化学反応は温度により左右されるので、冬場は容量ガクンと減ってしまいます。

バッテリーの化学反応が鈍くなると、充電効率も低下します。つまり充電されにくくなります。このため、充電効率が低下して充電不足気味となり、バッテリーが上がりやすくなります。

気温が下がるとエンジンオイルの粘度が高くなり抵抗が大きくなります。そのため、エンジン始動に必要な電気は夏と比べ冬は夏の約1.5倍必要になるといわれています。

冬はヒーターが欠かせませんし、日が短くなるためライトを使う時間も長くなるなど、電装品の使用量が増えるため放電量が多くなりがちですので、バッテリーを夏場よりより多く使用してしまうのです。