ドライブレコーダのSDカードも時々点検を!
皆様おはようございます。平岡石油店整備担当、一級整備士の岩本(いわもと)です。今回は、車検や12か月点検の項目には無いのですが、とっても重要なことについてお話ししたいと思います。
ドライブレコーダーのSDカードには寿命があります。
最近普及してきた装備品として「ドライブレコーダー」があります。私たちが行う車検などの各種点検項目にも入っていないので、点検や交換がおろそかになってしまう装備品の代名詞でもあります。きちんと録画できているか?点検&メンテナンスはご自身で確認するしかありません。
ドライブレコーダーは運転中の映像を常時録画することから、ほかのSDカード使用機器と比べてSDカードへ情報を書き込む回数は特別多くなります。そのため、SDカードを定期的にフォーマットする(記録内容を消去する)などのメンテナンスが必要であるほか、消耗品であることから定期的に新しいものと交換する必要があるのです。デジカメやスマホに比べて酷使されているといっていいでしょう。一度買ったらメンテナンスせずに無限に使えるわけではありません。ご注意!ください。
また、購入されたドライブレコーダーに合っていないSDカードを使用しているケースも見受けられますが、これでは「もしも!」の時に録画ができていない、という結果になる場合も。時々販売されている「激安SDカード」にも、それなりの理由(書き込み可能回数の違いなど)があります。購入されたドライブレコーダーに適合するSDカードであれば問題ないのですが。購入前にまずマニュアルでSDカードの規格などをご確認!ください。「とりあえず、なんでんヨカけん指しときゃヨカっちゃろ?」では、ドライブレコーダーの本来の機能を安定して発揮できない可能性があります。そしてその機能をきちんと発揮させるメンテナンスは、購入者(ユーザー)の手に委ねられています。
ドライブレコーダーは「もしも!」の時にならないと活躍しないモノであり、通常の走行だけを考えれば(たとえ機能していなくても)全く関係のない装置でしょう。しかし、その「もしも!」の時を考えたら、これほど頼りになる装置はありません。日頃のメンテナンスがあなたの「もしも!」を救ってくれると思います。ドライブレコーダーは機種によりそのメンテナンス方式やSDカードの交換頻度も様々なので、まずはマニュアルをお読みいただくことを、平岡石油店は強くお勧めします!
もし、マニュアルを読んでもよくわからない、という事であれば、アドバイスさせていただきますので、お車と一緒にマニュアルを片手にぜひ平岡石油店にお立ち寄りくださいね。
追伸
最近は自動で定期的にフォーマットというメンテナンスを行ってくれるものや、SDカードが認識できているかをお知らせしてくれるドライブレコーダーも出てきています。また、事故時やあおり運転を受けているときなどに、保険会社と直接話ができるものも。様々に特徴がある機種がたくさん出てきています。いろいろと調べてみるのも面白いかもしれませんね!