ブレーキパッドの偏摩耗

ツルツルブレーキディスク

皆様おはようございます。平岡石油店整備担当、一級整備士の岩本(いわもと)です。なんだか最近はすこーしだけ暑さが和らいできた気がします。とはいえ、まだまだ暑い!皆さんも熱中症対策を忘れずに!水分補給はしっかりと行いましょう!さて、今回は、ちょっと厄介なトラブルに当たりましたので、そのご紹介を。お客様のお車の

 

法定点検の最中に、気になる点を発見。

 

ん?これは・・・。

 

ブレーキ・パッドのフチだけ減っている。偏摩耗?

 

原因はブレーキ・ディスク・ローターのハシの部分がサビていることでした。このままでは、本来均一に「ブレーキ・ディスク・ローター」にあたらなければならない「ブレーキ・パッド」の力を十分に発揮できません。というわけで、今回もお客様に実物を見ていただき、ご説明。さらに今回は(左右で差はあるものの)両方ともサビていましたので、この際一度に交換することをご提案しました。こちらもご納得いただいたので、早速作業開始。

 

交換後(見た目はわかりませんが)スッキリ!シャッキリ!になりました。お客様にも大変喜んでいただきました。と、今回のトラブルは、大きな事故につながることもなく解消できましたが、このまま漫然と運転されていたなら、大きなトラブルになった可能性もあります。

 

「経年劣化」という言葉があります。これは外観からはなかなかわからないものでありますが、点検をマメに行っていれば、気づけるものでもあります。1年に1回の定期点検でしっかりと状態を確認されることを、平岡石油店はお勧めしています。特に!今回はお客様がキチンと定期点検を受けられたために、発見できた問題であり、大きなトラブルを未然に防げた良い事例だったと思います。1年に1回の定期点検。お車の健康診断とお考えいただき、ぜひ!健康カーライフのためにも、受けられることをお勧めします!