サイドスリップ検査の必需品
皆様おはようございます。平岡石油車検担当の川口(かわぐち)です。今日は車検時の大切な検査の一つ、サイドスリップ検査についてのお話です。
写真を見てください。四角い黒い板(上)のほうです。
サイドスリップテスター
これは、平岡石油店の枝去木工場に設置している「サイドスリップテスター(上)」です。(回転する棒みたいなものがついている(下)のはスピードテスター&ブレーキテスターですが、この話はまた後程)あまり耳慣れない言葉「サイドスリップ検査」ですが、車を安全に走行させるための非常に重要な検査項目です。
サイドスリップ検査とは、ハンドルをまっすぐに保持した状態で直進したときにどのくらい左右にずれるかを測定するものです。サイドスリップの基準値は、1m走行したときの横滑り量が5mmを超えると基準に適合しないとされています。前輪を縁石などにぶつけてしまったときや、段差を勢いよく乗り超えたときなど、様々な要因で変化する可能性があります。そうなると、最悪の場合車が直進しない、タイヤが辺摩耗を起こすなど、危険な状態になっているといえます。こういうことが起きていないかを調べ、車が正常に直進するかどうかを見極める検査となります。
詳しくは国土交通省のサイトに記載がありますので、ご興味ある方はこちら
(外部リンク:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(第2節第91条)かじ取装置)
クルマは、ちょっとしたことで大きくコンディションが変わるものです。先日のヘッドライトのお話もそうですが、一見してわからなくてもクルマにとって良くないことが起きている場合が多々あります。このまま放置していれば、クルマにとって深刻なダメージにつながる場合もあります。なにより安全とはいいがたい状況です。車検時は、このような部分が無いか、しっかりと確認する良いチャンスです。車検やお車の状況についてのお悩みやご相談がある場合は、ぜひ平岡石油店にお声掛けください。専門のスタッフがしっかりとお答えいたします!
点検は転ばぬ先の杖
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今日も一日ご安全に。