新型スープラを見学に行きました。


2021/06/15

皆様おはようございます。平岡石油店車販担当の辻村(つじむら)です。今日は北九州のネッツトヨタ様に、保険レンタカーの配車でお邪魔しています。レンタカー納車後、担当者様からのご厚意で「新型スープラが入庫しているよ。見学して行ったら?」とのことで、一緒に来ていた平岡石油店の若きホープ、岡部(おかべ)と共に拝見させていただきました。

岡部に「自分が買ったら、と思ってポーズしてみて」と言ったらこんなポーズになりました(笑)スープラ、やはりカッコいいですね。スープラと言えば、かつて巷を騒がせたスーパースペシャリティカーとして名高い1台。また当時トヨタ最高の技術で開発されたエンジンは今もエンジン史に燦然と輝いています。いまだに根強いファンがいらっしゃいますね。

実はこの新型スープラのキャッチコピーは「Supra is back」。これにはちょっとした泣けるエピソードがありますのでご紹介させてください(文中に出てくるモリゾウとは現トヨタ自動車(株)社長の豊田章男氏のことです)。

■モリゾウとスープラ(トヨタスープラHPより抜粋)


この「Supra is back」の裏には、今は亡きトヨタのマスタードライバー成瀬と、その全てを引き継いだ、現在のマスタードライバー、モリゾウこと社長の豊田の熱きストーリーがありました。

「ドイツメーカーを見てみろ、開発中の新型車でニュル(※)を走っている、それに比べて、トヨタが、ここで勝負できるクルマは、中古のスープラしかない」

不幸にも、トヨタのマスタードライバーであり、モリゾウの師匠でもあった成瀬は、試作車のテスト中、事故で亡くなりましたが、その言葉が忘れられなかったモリゾウは、いつかスープラを復活させることを決意したのです。成瀬の死から9年目の昨年10月、ニュルで、自ら、新型スープラの最終テストを行なったモリゾウは、心の中でこうつぶやきました。「成瀬さん、遂に、新型スープラでニュルに来ました…」

https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/column/20190527_supra

※ニュル=ニュルブルクリンクは、ドイツのニュルブルク地方にあるサーキット

いかがだったでしょうか?自動車開発に掛ける熱い思いが、この一台を生み出したのです。普段何気なく乗っている自動車ですが、その開発には様々なドラマがあるのですね。どうでしょう、お時間ある時にあなたのお車の歴史を紐解いてみるのも面白いかもしれませんよ。最後に、このスープラ実は2人乗りなのです。一般的に「2シーター」と言われる運転席と助手席だけしかなく、後部座席はありません。まさに「スペシャル」な車ですね。平岡石油店でももちろん、お取り扱いさせていただいております。気になった方はぜひ、平岡石油店辻村までお声かけください。


新型スープラについてはこちらをご覧ください。

トヨタ スープラ | トヨタ自動車WEBサイト - TOYOTA

https://toyota.jp/supra/